電車内の車椅子スペースと言ってもベビーカーの利用者さんもおられるので、バリアフリースペース①と言った方がよろしいでしょうか。
車椅子の介助でお出かけした時のことです。②のように普段通り車椅子を停めていましたところ、途中の駅から別の車椅子介助の方が2組み乗ってこられました。車内はかなり混雑しており、自分たちの方が先に降りる場合、後から来た車椅子の方たちに通路を空けてもらうために一旦降車してもらわなければなりません。まわりの人たちも協力してくださるでしょうが、自分たちと合わせて3台の車椅子が乗降するのは時間が掛かります。
結局、2組みの車椅子の方たちの方が先に降りられたので、それは回避できたのですが。
そこで、③のように斜め停めしてみることを利用者さんと相談して試験的に行ってみました。こうすると、通路も確保した上で2台停めることが可能です。以下リポートです。
《メリット》
・1台目・2台目、どちらが先でもスムーズに降車できる。
・2台目部分が空いているときは、トランクを持っているお客さんなども、気兼ねなく乗れる(横付けのときには、車椅子の周りにお客さんはあまり来なかった)
・電車が急ブレーキ気味でも車輪が滑らない。
《デメリット》
・利用者さんが電車の手すりを持てないため、介助者なしの一人乗りの方には不向き。
・車椅子スペースが狭い車両や大きめの車椅子では難しい。
最終的には皆様のご協力が一番の方策です☆これからもどうぞよろしくお願い致します。